藤浪が初回に先制許す 制球定まらず

 「阪神-中日」(19日、甲子園球場)

 阪神の先発・藤浪ががいきなり先制を許した。

 初回、1番・大島に四球を与えるなど1死一、二塁のピンチを招くと、4番・ビシエドにバットを折りながらも、右翼線へ運ばれる適時二塁打を浴びて先制点を献上した。

 さらに、2死二、三塁で6番・堂上を迎えた場面では、四球となった1球が暴投で、2点目を失った。許した安打は1本ながら、3四球を与えての2失点。初回だけで30球以上を費やした。

 藤浪は、この日の登板まで約1カ月白星なし。自身の誕生日でもある4月12日・DeNA戦(甲子園)での3勝目を最後に、4試合白星なしの2連敗中。

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