元阪神・嶋尾の舞台に和田前監督が来場

和田豊氏(中央)から激励された柊子(左)と嶋尾康史=大阪市のスタジオACT
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 元阪神タイガースの投手で俳優・嶋尾康史(47)が24日、大阪市のスタジオACTでの舞台「かすていら 兄と私の一番長い日」の大阪最終公演に出演した。

 嶋尾は今回、出演だけでなく演出も担当。前日には阪神時代に一緒にプレーし昨年まで監督を務めた和田豊氏(53)が来場。舞台を鑑賞し「今回は役者としてだけではなく演出も担当。これはプレーイングマネジャーをしていること。違う世界でプロ野球関係者が活躍しているのは、本当に励みになる」と激励を受けた。

 その言葉を胸に嶋尾は大阪の最終公演で熱演。「和田さんの激励を受け、無事に大阪公演を終えました。とてもやりがいを感じた」と満足顔。3月25~27日には、東京・新宿シアターブラッツで東京公演を開催。「よりレベルアップして頑張ります」と誓った。

 嶋尾は86年にドラフト2位で阪神に入団。96年に現役引退し俳優に転向した。和田氏は、俳優として活動する嶋尾の後援会会長を務めるなど、新たな活動をバックアップしている。

 舞台は、NHK連続テレビ小説「まれ」で、ヒロイン・希のパティシエ時代の先輩・矢野陶子役で話題となった柊子(24)が主演。柊子も和田氏から激励を受けた。朝ドラ出演後は初の主演舞台となったが、無事に大阪公演を終え「(朝ドラの舞台の)輪島や、東京から駆けつけてくださった方もいらして、本当に感激した。明日からまた頑張ります」と喜びを語った。

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