岩貞 2年目で甲子園初勝利「最高」

ロッテ打線を相手に力投する阪神・岩貞=甲子園(撮影・保田叔久)
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 「交流戦、阪神-ロッテ」(4日、甲子園)

 阪神先発の岩貞が、6回2/3を5安打無失点の好投で今季初勝利(1敗)、甲子園初勝利を挙げた。

 今季初登板した5月24日・DeNA戦は2回1/3を投げ、5安打4失点。二軍調整を経て、今季2度目の先発だった。初回1死一、二塁を切り抜けると、走者を背負っても粘りの投球を見せた。

 七回2死から連打を浴びて一、二塁とすると99球で降板したが、13年のドラフト1位がプロ2年目で待望の甲子園初勝利。昨年8月以来となるプロ2勝目に「今回にかける重いが強かったので本当にうれしいです」とお立ち台で喜びをかみ締めた。

 岩貞の一問一答は次のとおり。

 -今季初勝利。

 「前回ふがいない投球をしてしまって、今回に懸ける重いが強かったので本当にうれしいです」

 -ファームではどんな気持ちでやってきた?

 「今までやってきたことが一切できなかったという悔しさで、もう一度自分と向き合って一からやっていこうと思っているときに登板機会をいただいて、ここでいいピッチングをしなければ今シーズンは…っていう、それぐらい強い思いでいきました」

 -きょう一番良かったのは?

 「落ち着いて投げられたこと。藤井さんのリードのおかげで、テンポのいい投球ができました」

 -強力打線を相手に攻めた。

 「攻めないと逆に攻められるんで、気持ちで負けないようにいきました」

 -リリーフ陣がしっかりしのいだ。

 「本当に心強いです」

 -1年後輩の江越が先制打。

 「本当にあの1点が大きかったと思います」

 -甲子園初勝利。

 「最高に気持ちいいです」

 -ここから見る景色は?

 「黄色いです」

 -次の登板ではどんな投球を?

 「今回同様、気持ちで負けないよう、本当に1球1球思いを込めて投げていきたいです」

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