琴奨菊、連覇なら横綱昇進か 横審が高く評価

 日本相撲協会の諮問機関、横綱審議委員会(横審)は25日、東京・両国国技館で定例会合を開き、大相撲初場所で日本出身力士として10年ぶりの優勝を果たした大関琴奨菊を高く評価し、初の綱とりに挑む春場所(3月13日初日・エディオンアリーナ大阪)で2連覇した場合は昇進に値するとの見解で一致した。

 横審の守屋秀繁委員長(千葉大名誉教授)は、14勝1敗で初制覇の琴奨菊がかど番を5度も経験していることを指摘した上で「連続優勝なら昇進を推薦する根拠にはなる。準優勝の場合は内容で判断したい」と述べた。八角理事長は「今の時点で何勝ならなどとは申し上げられない」と話したという。

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