豊ノ島 優勝に望み繋ぐも左膝痛めた
「大相撲初場所・14日目」(23日、両国国技館)
前日に大関琴奨菊の初日からの連勝を止めた前頭7枚目の豊ノ島が関脇嘉風もはたき込みで破って2敗を守り、10年ぶりとなる日本出身力士優勝に望みをつないだ。
積極的に攻めた豊ノ島は嘉風に右上手を許しながらも、土俵際で突き落とした。
取組後に足を引きずる様子を見せた豊ノ島は「左膝の内側です。変な入り方をした感じ。トレーナーに見てもらって、できる精一杯のことをして明日を迎えたい」と、悲壮感を漂わせながらも前を向いた。千秋楽は関脇栃煌山と対戦する。