照ノ富士、蜂窩織炎で昇進後に休養
大相撲の伊勢ケ浜部屋は17日、大阪府堺市で13日から行っている合宿を公開したが、夏場所で初優勝し、大関に昇進した照ノ富士(伊勢ケ浜)は蜂窩織炎(ほうかしきえん)のため稽古を行わず、休養した。
前日から右足下腿部の炎症が悪化し、発熱。病院では加療5日間と診断された。この日も、右ふくらはぎから足首まで包帯を巻いて病院に行き、点滴治療などを受けた。
「疲れとかかな。東京にいる時からむくんでいた。完全に治り切ってないままだった」と苦笑いした。
師匠・伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)は「今まで経験したことないことをやって、疲れが出た。夏場所が終わってから(取材などイベントが)ほぼ毎日。何もなかった日はないんじゃないかな。番付上がるのも早かったし、体が付いていっていない。こっちに来て良かった」と、心身ともにいい休養ととらえた。
照ノ富士は「全然、大したことない」と20日の石川・小松市の巡業は予定通り参加する。新大関として臨む名古屋場所(7月12日初日)にも影響を与えるものではなく「体をしっかり治して行きます」と、明るく話した。
