逸ノ城関が岡山で一日署長 年末警戒訴え

 大相撲九州場所で新関脇として勝ち越した逸ノ城関が5日、巡業先の岡山県真庭市で、真庭署の一日署長を務めた。突っ張りで「犯罪」や「交通事故」などと書かれたパネルを次々と突き破ると、地元の子どもらが歓声を上げた。

 一日署長は初めてという逸ノ城関は、緊張した面持ちで「皆さんのパワーで、ひったくりや強盗などの犯罪、交通事故をなくしましょう」とあいさつ。子ども約40人と敬礼のポーズで記念撮影をした後、市内巡回に出発。ショッピングセンターなどでチラシを配り犯罪防止を訴えた。

 逸ノ城関は来場所への意気込みを「まずは勝ち越し。そして一つでも多く勝つこと」と話した。

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