熊本出身U23植田、完封勝利に感慨

ファンの声援に手を振る植田=ベストアメニティスタジアム(撮影・棚橋慶太)
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 「サッカー・国際親善試合、U-23日本3-0ガーナ」(11日、鳥栖ベストアメニティスタジアム)

 熊本県宇土市出身のセンターバック、植田直通(21)=鹿島=がゲームキャプテンとして出場し、完封勝利に貢献した。熊本地震の被災者を支援する慈善試合の位置づけもあったガーナ戦を「前半にみんながいいプレーできていました。3点決めることができて良かったです」と振り返った。

 後半35分ごろには、相手選手と交錯し右まぶた上から出血。数分間、一時退場し包帯を巻いてプレーを再開した。

 ゲームキャプテンとしてフル出場したことについては「キャプテンマークを巻くのは初めてでしたけど、みんなに声をかけあってできて良かったと思います」と振り返った。ガーナはリオ五輪本戦で1次グループ同組となるナイジェリアを想定した相手だったが、「まだまだできることはあった。課題も残ったので次に生かしたいと思います」と無失点という結果に満足することはなかった。

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