広島が快勝 第2SV&年間1位にW王手

後半、先制ゴールを決め喜ぶ広島・ドウグラス(中央)=万博(撮影・保田叔久)
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 「J1、広島2-0G大阪」(7日、万博競技場)

 第2ステージ優勝に王手を掛けたJ1広島は、アウェーで昨季覇者・G大阪と対戦し、勝利した。

 後半10分にMFドウグラスが20メートル弱のFKを左足で鮮やかに沈め、先制。同44分には、左サイドのFW浅野から中央のMF青山、とパスをつなぎ、最後は右で待ち構えるMF清水が右足でネットに突き刺した。

 2位鹿島が勝ったため、第2S優勝は11月22日の最終節・湘南戦(Eスタ)に持ち越し。得失点差が12離れているため、優勝はほぼ手中に収めているが「まだ何も決まっていない。セカンドステージ優勝はしたいし、その先に年間優勝があるのは間違いない」と主将のMF青山。ホームで年間優勝とのダブルVを決める。

 広島は、22日の最終節・湘南戦で勝つか引き分けなら第2Sの優勝が決定。敗れても2位の鹿島が名古屋に引き分けか負けなら優勝が決まる。広島が引き分けて鹿島が勝った場合は両チームの勝ち点が並ぶが、得失点差が+25の広島に対し、鹿島+13のため、最終節で敗れても広島優勝の可能性が高い。

 年間では、広島が最終節で勝利の場合は1位決定。引き分けても、2位の浦和が神戸に引き分けか負けなら優勝が決まる。広島が敗引き分けて浦和が勝った場合、両チームの勝ち点は並ぶが、得失点差で現在、広島が12上回っているため、広島が1位となる可能性が高い。

 浦和が逆転で年間1位となる可能性は、神戸に勝った上に広島が敗れた場合のみとなる。

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