なでしこ3連勝1位通過…全試合1点差

 日本-エクアドル 後半、攻め込む鮫島(右)=ウィニペグ(共同)
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 「カナダ女子W杯・C組、日本1-0エクアドル」(16日、ウィニペグ)

 サッカー女子W杯で連覇を狙う日本代表なでしこジャパンは16日(日本時間17日)、ウィニペグ・スタジアムで、エクアドルとの1次リーグC組最終戦に臨み、1-0で勝利。3連勝でC組1位通過を決めた。決勝トーナメント1回戦では23日(日本時間24日)にA・B・F組の3位と対戦する。

 ここまで2連勝で既にグループリーグ突破を決めていたFIFAランク4位の日本は、同48位のエクアドルに対し、序盤から仕掛ける。前半5分、左サイドのMF宮間あや(岡山湯郷)がクロスを入れ、二アサイドに飛び込んだFW菅沢優衣香(千葉)が競り合いながら右足に当ててゴール前へ。これに詰めていたFW大儀見優季(ウォルフスブルク)が左足で押し込んだ。

 大儀見は今大会初ゴール。エースに待望の一発が生まれたことで、ゴールラッシュが期待されたが、その後はシュートチャンスはあるものの、決定力を欠いた。後半には大会初出場となるMF永里亜紗乃(ポツダム)、FW岩渕真奈(Bミュンヘン)と立て続けに投入したが、ゴールを奪うことはできなかった。日本は大会初の3連勝を飾りながらも、すべて1点差ゲーム。結果は残しているが、強豪との対戦が待つ決勝トーナメントには一抹の不安を残す。

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