岩波 ア大会で収穫と課題

 サッカーU‐21(21歳以下)日本代表DF岩波拓也(20)=神戸=が29日、アジア大会が行われている韓国・仁川から関西空港着の航空機で帰国した。

 10年広州大会(中国)に続く連覇を狙った日本だったが、28日の準々決勝で韓国に0‐1で敗れた。「負けてしまってすごく悔しい」と振り返った岩波だが、韓国戦では4万人を超える大観衆を敵に回した完全アウェーを体感し、「何試合分もの経験値を得られたと思う」と収穫も口にした。

 大会を通じて「韓国戦ではヘディングや球際の部分である程度やれた」と手応えを感じた一方、「イラク戦は相手が勝ち方を知っている中、自分に経験が足りなかった」と新たな課題も見つかった。

 1月のU‐22アジア選手権でも準々決勝で敗退しており、またも8強の壁にはね返された。「そこをイメージして戦ったが、ベスト8の難しさはみんな感じた。個人的にはまだまだ強さも賢さも必要」とさらなる成長を誓った。

 韓国に0‐2で敗れ、5大会ぶりにU‐17W杯への出場を断たれたU‐16日本代表に続き、宿敵に苦杯をなめさせられた。10月9日から始まるU‐20W杯出場権を懸けたU‐19アジア選手権(ミャンマー)には、プライベートでも仲の良いC大阪FW南野拓実(19)らが出場する。日本は1次リーグで韓国と同組になっており、10月13日にはまたも日韓戦が行われる。岩波は「しっかり勝って世界大会に行ってほしい」とエールを送った。

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