日本サッカー協会が１１日、日本代表が１１月１４日に豊田でホンジュラス代表と、同１８日に長居でオーストラリア代表と対戦することを発表した。

　ホンジュラスはＦＩＦＡ（国際サッカー連盟）ランク４３位（９月１１日時点）で、対戦成績は日本の１勝１分け。オーストラリアは同ランク７９位で対戦成績は日本の７勝８分け７敗となっている。

　アギーレ監督は日本協会を通じてコメントを出した。メキシコ出身の指揮官は同じ中米のホンジュラスについては熟知しているといい、「歴代のコロンビア人監督が長年与えた戦術的な規律があり、組織的に戦うチームです。ヨーロッパ各国のリーグ、ブラジルＷ杯で経験を積んだ屈強な選手たちがそろっているので、きっ抗した試合になることが予想されます」とした。

　オーストラリアについても、「アジアで最も強いチームの一つなので、自分の力を試す絶好の機会となります。しっかりとブロックを組み、フィジカル的にもパワフルなチームとしての戦いが目立ちます」などと評価した。

　１１月の２試合が、来年１月のアジア杯（オーストラリア）前最後の調整試合となる。指揮官も「オーストラリアに行く前にサポーターの皆さんの前で行う重要なテストであり、アジア杯に参加する２３人の選手がここで決まります」と選考の最終試験となる見通しを示した。