旭道山おい・波田、2試合連続KO勝利
「ボクシング・6回戦」(8日、後楽園ホール)
大相撲の元小結、旭道山のおいっ子、波田大和(19)=帝拳=が、ナックロップ・シーパラチャイ(タイ)を2回1分26秒TKOで下し、デビューから2試合連続KO勝利を収めた。
立ち上がりからシャープな動きと多彩なコンビネーションで圧倒。1回、左ボディーからの右で最初のダウンを奪うと、さらに連打で2つ目のダウン。実力差は歴然で、2回に左ストレートで3度目のダウンを取るとレフェリーはノーカウントで試合を止めた。
A級入りまであと1勝とした波田は「田中繊大トレーナーから『パンチはハートで打つものだ』と教わった。自分のパンチが強いと分かっていても、スパーリングで出せなかった。今日は出せたと思う」と満足そうに振り返った。





