大仁田 4・27FMW対UWF対抗戦

 超戦闘プロレスFMWは、27日に東京・後楽園ホール大会で行われるFMW連合軍対UWF連合軍の全面対抗戦の対戦カードを5日、発表した。

 メーンはFMW軍の大仁田厚、雷神矢口、NOSAWA論外、保坂秀樹組とUWF軍の船木誠勝、高山善廣、富宅飛駈、アレクサンダー大塚組の8人タッグマッチで、ルールは未定だが、凶器使用OKのデスマッチ形式で行われる方向。

 セミファイナルでは70歳の元キックボクシング東洋王者・上田勝次がFMW軍の一員に加わり、田中将斗と組んでUWF軍の藤原喜明、長井満也組を迎撃。さらに、松崎和彦、那須晃太郎組(FMW軍)-佐野巧真、伊藤崇文組(UWF軍)戦も行う。

 この日、大仁田と矢口が都内で会見。大仁田は「(UWFの)歴史をひもとくと、こいつらもいろんな考えを持って分裂してんだなって。藤原組だ、第2次UWFだと。大日本があったり、W★INGがあったり、(DDT社長の)高木三四郎の所だって、FMWがなければなかった。ドラゴンゲートだってなかった。やっぱり、そこから生まれたものはたくさんある。28年の時を経て、(両軍の対戦は)遅いと言われれば遅いかもしれない。だけど、よくやったと言われればよくやったかもしれない。オレは楽しみ」と、対抗戦の実現に感慨深げ。さらに、「男なら、UWF連合軍、地獄までお供させていただきます。そのつもりで4・27後楽園ホールに上がってきてください」と挑発した。

 また、矢口は「オレが大仁田厚を超えるために戦いを挑んでいる途中で、UWFが割って入ったことは非常に腹立たしい。大仁田を他のヤツに倒されたくない。だったら、オレもUWFとの戦いに参戦して、UWFをつぶそうと思っている」と、抗争相手の大仁田と一夜限りの共闘を決めた経緯を説明。そして、「オレも柔道、合気道、サンボをやってきた。サブミッションには絶対なる自信がある。プロレスはそれを凌駕するもの。プロレスの究極の状態がハードコア。向こうはプロレスの一部分をフォーカスしただけ。向こうがサブミッションで来るなら、それ以上のサブミッションで対抗する。UWFの象徴でもあるキックには、有刺鉄線バットで対抗しようと思っている」と戦いをイメージした。

 今大会は、チケットが早くも完売目前と、昨年3月の超戦闘プロレスFMW旗揚げ以降で最高の売り上げを記録するなど大きな注目を集めている。

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