征矢、浜戦へ向けとんだ増量作戦
WRESTLE-1王者の征矢学が19日、10・31後楽園ホール大会で挑戦を受ける推定230キロの巨漢・浜亮太戦へ向け、都内でパワーアップのための増量作戦を敢行した。
ユニット「ニュー・ワイルド・オーダー(nWo)」の盟友で料理が得意というAKIRAが調理した5品目にチャレンジ。1品目の大量パクチー入りタコスは軽快に平らげたが、次に苦手の銀杏が登場すると、表情がこわばった。AKIRAが席を外した間に食べたふりをしたが、チェックが入り、強制的に口へ。えずきながらも何とかのみ込んだ。
3品目にはイナゴ、ざざむし、蜂の子、さなぎが用意された。長野出身の征矢は「イナゴは食べたことがあるけど、ざざむしやさなぎはなかなか食べない」と顔をしかめた。恐る恐る食すと「プチッといった。臭い」と悲鳴。AKIRAが「新鮮なイクラみたいな感じ?」と茶化すと、「そんな感じ」とうなずいた。
4品目には悪い冗談のように、便器型の容器に入ったカレーが登場。盛りつけを見て精神的ダメージを負ったが、やけくそになって素手ですくって食べてみせた。
ようやくたどりついたラストは、生きたタコだった。動き回るため、食べるどころか、つかむまでに悪戦苦闘。何とか持ち上げたが、顔にはりつかれ「痛~ッ!」と絶叫した。AKIRA、熊ゴローの力を借りて足にかぶりつき、クリアしたものの、疲労困ぱいだった。
見守ったAKIRAから「チャンピオンシップ、頑張って下さい!」とエールを送られた征矢は、「料理作れるって言ったのに、作れないじゃん」と恨み節。残った虫たちをやけ食いした。
タコの吸盤のあとが首筋に赤く残った征矢は「パワーアップというより、精神面が強くなった感じ」とコメント。大量の汗をかいており、増量どころか、かえって体重は落ちたとみられる。
