歌舞伎町プロレス 現役ホスト美月凛音

歌舞伎町プロレスを旗揚げする美月凛音(左)と参戦するMIKAMI
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 現役ホストのプロレスラー美月凛音(34)がプロデュースする「歌舞伎町プロレス」の旗揚げ記者会見が31日、美月が在籍する東京・新宿歌舞伎町のホストクラブ「ROMANCE」で行われた。旗揚げ戦の目玉は現役のホストが接客をするホストシートで、美月は「一緒に楽しんだり、お酌をしたり、おしぼりを持ってトイレで出迎えたりと接客をします。東京ドームのロイヤルシートのように楽しんでもらえれば」とPRした。

 歌舞伎町プロレスは、「ROMANCE」で07年から09年まで3年連続でナンバー1ホストに輝いた美月が、「長年育ててもらった歌舞伎町を盛り上げたい」という思いで設立。旗揚げ戦は10月20日午後7時開始で、会場は新宿FACE。5試合の予定で、元DDTプロレスのMIKAMI(フリー)が参戦する他、現時点では女子プロレスバーの「ちゃんす」が女子プロレスを1試合提供することが決まっている。

 チケットでの注目は1枚2万円(別途1ドリンク500円)のホストシートだ。リングを見下ろせる位置にテーブル席を用意し、現役ホストが接客する。美月は「業界初ということで、『ROMANCE』からイケメンのホスト君たちを呼びまして、接客していただく」と自信を見せた。

 美月、MIKAMI以外の参戦選手についても、美月は「各団体のイケメン選手に声をかける」とリング内外にイケメンが集う大会にすると意気込んだ。「プ女子(注・プロレス愛好家の女性の呼称)も浸透しているので、もちろん男性もですけど、女性に来てもらいたい」と“艶のある”プロレスを魅せることを誓った。

 MIKAMIは美月とDDTプロレスで「歌舞伎町一番GUYS」というタッグを組んでいた縁もあり、参戦が実現した。DDTがプロデュースする歌舞伎町のスポーツバー「ドロップキック」の初代店長として「(美月が)水商売とレスラーの二足のわらじを使いこなしているのを見て、(自分と)同じものを感じました。同じ歌舞伎町の住人という意味で、俺はやるよと、一緒にやろうと」と一肌脱いだ。さらに、「水商売も教えてもらうというかね。今後の自分のセカンドキャリアの一環もあり、『ROMANCE』にホストとして一日入店的な、ね。できるかな」とホストデビューももくろんでいた。

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