井上尚弥&拓真兄弟らがグアム合宿出発

グアム合宿に出発する井上尚弥
2枚

 ボクシングWBO世界スーパーフライ級王者・井上尚弥を始めとする大橋ジム勢が12日、成田発の航空機で米グアム合宿に出発した。大橋ジムの同地での合宿は初。参加者は弟で6日に東洋太平洋同級王者になったばかりの拓真、前WBC世界フライ級王者・八重樫東、日本バンタム級2位の松本亮ら4選手。

 大橋会長は「プライベートビーチなどを走り込んできます。拓真は王座獲得のご褒美、八重樫と松本は8月20日の試合(後楽園ホール)に向け、ピークの疲れを抜く目的。尚弥も指名が来ているので」と合宿の意図を説明した。

 右拳を負傷中の井上尚は、暫定王者決定戦に引き分けた同級1位のワルニト・パレナス(フィリピン)と同級2位のダビド・カルモナ(メキシコ)のどちらかを選んで初防衛戦を行うようWBOから指示されている。大橋会長は「(相手は)ほぼ固まってきている」と話した。

 井上尚は「相手を決めるのは会長ですから。スーパーフライでやっていく以上どちらも可能性があるので」と気にしていない。米大手CATVから対ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)戦などを含め興味を示されていると聞くと「うれしいです。あの1試合(ナルバエス戦)で認められたと思うので、これからも(米TVで)見たいと言われる試合を見せていきたい。いずれは(海外の)リングに立っていきたい」と、前向きだった。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

ファイト最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ファイト)

    写真

    話題の写真ランキング

    リアルタイムランキング

    注目トピックス