マエケン、キャンプ地で自主トレ

 キャッチボールで調整するドジャース・前田=アリゾナ州グレンデール(撮影・小林信行)
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 広島からドジャースへ移籍した前田健太投手(27)が17日(日本時間18日)、アリゾナ州グレンデールの球団キャンプ施設で自主トレを行った。

 前日にブルペン入りした前田はこの日は軽めの調整。アップで体をほぐした後、キャッチボールは距離を約30メートルまで伸ばし、ゆったりとしたフォームで約10分間、投げた。最後はポール間を直線で結ぶ約150メートルをダッシュで6本。わずか30分でクラブハウスへ引き揚げ、「きょうは休みです」と言って報道陣を笑わせた。

 この日は約40人が2グループに分かれて体を動かした。まだ同僚たちの名前と顔が一致しないようで「どんどん増えてきてるんで頭(の中)がごちゃごちゃになってきました」と苦笑いした。

 練習後は昼休みを利用してやってきたという米空軍基地に所属する隊員3人が持参したボールにサインした。英語で「調子はどう?」、「ニックネームは“マエケン”ですよね?」と質問されると戸惑いながらも笑顔で返答。サインのお礼に同基地の刻印が入った“チャレンジ・コイン”と呼ばれる直径3センチのコインをプレゼントされた。

 ドジャースのバッテリーは20日(同21日)にキャンプ初日を迎える。前田は「順調です。徐々に(状態を)上げていきたい。しっかりチームに馴染めるよう努力していきたいと思います」と話した。

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