マーリンズのレドモンド監督（４３）は１４日（日本時間１５日）、ブレーブス戦の前に行われた会見で正左翼手のイエリチ外野手（２３）が背中の張りを訴えたため、代わってイチロー外野手（４１）を「２番・左翼」に起用すると発表した。

　イエリチは前日の二回の守備で背走しながらのダイビングキャッチを敢行。捕球後にフィールドに倒れ込み、一回転する超美技で２死一、二塁のピンチを救い、試合終了までプレーした。しかし、一夜明けのこの日、背中に張り訴え、試合前練習にも参加しなかった。

　同外野手について指揮官は「大切なことはいい状態に戻すこと。今後のことは１日１日、様子を見ながら決めていく」と話した。

　イチローにとっては２戦ぶり、今季２度目の先発出場。初スタメンとなった１２日（同１３日）のレイズ戦は正中堅手のオズナが試合前の練習に遅刻したため、先発に起用された。