イチロー「球団の熱い思いこたえたい」

「51」の背番号を披露するマーリンズ・イチロー(中)=東京・ザ・キャピトルホテル東急(撮影・西岡 正)
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 マーリンズと1年契約で合意したイチロー外野手(41)が29日、都内のホテルで入団会見を行った。

 サイモン球団社長ら3人の幹部のほか、代理人を務めたボッグス氏らがこの日のために来日。テレビカメラ20台、約200人の報道陣が集まる中、黒の上下スーツに濃紺のネクタイ姿で登場したイチローは3年ぶりに復活する「51」のユニホームも披露。「球団のやたらに熱い思いが伝わってきた。この思いにこたえたという気持ちが大きく沸いてきました。選手として必要としてもらえること、これが僕にとっては何よりも大切なもので、大きな原動力になる」とチームの熱意に感謝した。

 マーリンズの昨季の外野陣は、スタントン、オズナ、イエリッチがいずれも140試合以上出場。現時点での役割は「第4外野手」だが、イチローは「そのことはもちろん分かっていますし、想定内」と話した。

 メジャー通算3千安打まであと156本。日米通算安打ではP・ローズがもつ4256安打のメジャー最多記録まであと134本に迫っている。イチローは「数字はもちろん大切なことです。これがなくては現役を続けて行くことはできない。ただ、それがすべてではないということがはっきり言える。もちろん、チャンピオンになること、節目の数字をクリアすることはとても大事なことではありますけれども、その目標があるからという理由だけでプレーを続けるということではありません」と話した。

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