元阪神助っ人がオ軍打撃コーチ就任

 大リーグ、オリオールズは19日(日本時間20日)、打撃コーチに元阪神のスコット・クールボー氏(48)が就任すると発表した。

 クールボー氏は95年に阪神で127試合に出場し、打率・278、22本塁打、77打点を記録。96年は48試合に出場した後、米球界に復帰し、99年までマイナーでプレーした。引退後は指導者の道に進み、11、12年はレンジャーズの打撃コーチを務め、今季は同傘下のマイナー打撃コーチだった

 ボルティモア・サン紙(電子版)によると、オリオールズは当初、元近鉄でフィリーズの監督として世界一にもなっているチャーリー・マニュエル氏(70)に打撃コーチを要請したが、断られため、複数の候補者と面談。元巨人で今季はオリオールズ傘下のマイナー打撃コーディネーターだったジェフ・マント氏(50)も候補者の1人だったという。

 クールボー、マント両氏はともに96年に日本でプレーしており、今回は前者が“伝統の一戦”を制した格好となった。

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