【POG】サトノダイヤモンド制す

注目の5億円対決を制したのはサトノダイヤモンド=京都競馬場(撮影・石湯恒介)
2枚

 「2歳新馬」(8日、京都)

 “5億円マッチ”はダイヤモンドに軍配-。高額馬対決に注目が集まった5R新馬戦(芝2000メートル)は、1番人気のサトノダイヤモンド(牡2歳、栗東・池江)が快勝した。

 クリストフ・ルメール騎手のエスコートで道中は2番手に控え、直線に向くと反応良くひと伸び。後続の追撃を寄せ付けずデビュー勝ちを決めた。父はディープインパクト、母はアルゼンチンG1を3勝のマルペンサという良血で、13年セレクトセール当歳セリで2億3000万円の値をつけた素質馬。勝ちタイムは2分3秒8。

 ルメールは「とてもいい馬。いいスタートが切れ、スピードに乗れた。リラックスして走れました。向正面から4コーナーはプレッシャーを受けたが、乗りやすい馬でノーステッキで勝つことができた」と振り返った。さらに「(ダービーの)2400メートルでも大丈夫。今年乗った2歳の中では一番の馬」と能力に太鼓判を押した。

 一方、同セールで2億4000万円で落札され、2番人気に推されたロイカバード(牡2歳、栗東・松永幹)は2着に敗れた。こちらは米G1で11勝を挙げた世界的名牝アゼリを母に持つディープインパクト産駒。道中は好位の内ラチ沿いで運び、直線で猛追したが2馬身半差届かなかった。騎乗した武豊は「能力はありそう。素質はある。良馬場の方が良さがでるんじゃないかな。勝った馬が強かった」と語った。

 3着には4番人気のダノンアローダが入った。

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