ブラック激走 北島三郎「よくやった」

3着に敗れたキタサンブラック=阪神競馬場
愛馬の激走をねぎらった北島三郎=阪神競馬場
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 歌手・北島三郎(79)が26日、兵庫県の阪神競馬場で行われたG1レース「第57回宝塚記念」に出走した所有馬・キタサンブラック(名義は大野商事)の応援に駆けつけた。愛馬は惜しくも3着となったが、スタートから直線半ばまで先頭で走り続けた激走に「よく走ってくれた」とねぎらった。

 同馬は同レースにファン投票で1位に選出されての出走。「ファン投票で1位に選んでいただいたので、何とか(馬券圏内の)3着に残れてよかったと思う」と、レース後は悔しさの中に安どさをうかがわせた。

 歌手であり馬主でもあることから、キタサンブラックでのG1勝利時や暮れの有馬記念で代表曲「まつり」を競馬場で歌い、盛り上げてきた。今回はファン投票1位だったこともあり、今月18日に競馬中継番組に出演した際には「夢を売る仕事なので、着順に関係なくサービスしたいね」と、宝塚記念当日の熱唱を予告。実際にこの日は、自身の専属音響担当者もレースに同行させていた。

 結局は熱唱はお預けに。だが「これだけのレースを見せてくれたので、また秋に向かって頑張りたいと思う」と、秋の“まつり”に向け、手応えを強調していた。

 また、2着に入ったドゥラメンテがレース後、騎手が下馬したことに「大丈夫なのか」とライバルの様子も心配していた。

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