三浦友和「3年目の浮気」必死の熱唱
俳優の三浦友和(64)が18日、都内で主演映画「葛城事件」の初日舞台あいさつを行った。
三浦は無差別大量殺人事件を起こして死刑囚となった青年の父親役。家族を抑圧し、結局は崩壊させてしまう難役とあって「これで芸能人として大事な好感度をなくしてしまった。次からは優しいお医者さんとか、もの分かりのいい警察官をやりたいと思います」と過去に演じた役を引き合いに、役の難しさを訴えた。
死刑囚となる次男・稔はオーディションで選ばれた若葉竜也(27)が演じる。三浦は「10代のころ、僕の息子役をやったことがあるんだけど、清く正しい感じだった。変われば変わるもんだよね。不気味だったでしょう、コイツ!」とキツイ言葉で成長をたたえた。
三浦は撮影で印象に残っているシーンを「“3年目の浮気”に命をかけました」とカラオケで歌うシーンを挙げた。「モニターが遠くにあったんで分からなかったけど、みんな大笑いしてたみたいですよ。ものすごく必死でした」と真剣な顔でアピールしていた。
