郁恵 ドロンもパチーノも知らず歌った

詞家・森雪之丞氏の作品集発売イベントでお祝いの花束を贈った榊原郁恵(左)=東京・渋谷のタワーレコード渋谷店
詞家・森雪之丞氏の作品集発売イベントでお祝いの花束を贈った榊原郁恵=東京・渋谷のタワーレコード渋谷店
詞家・森雪之丞氏の作品集発売イベントでお祝いの花束を贈った榊原郁恵=東京・渋谷のタワーレコード渋谷店
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 歌手の榊原郁恵(57)が13日、都内で行われた作詞家・森雪之丞氏(62)のデビュー40周年記念作品集「森雪之丞原色大百科」の発売イベントに登場。森氏にお祝いの花束を贈った。

 9枚組のCD-BOXは森氏の2400曲を超える作品から173曲を厳選。榊原の歌唱した「アル・パシーノ+(たす)アラン・ドロン〈(より)あなた」(1977年)を収録しており、森氏が「録音に間に合わなくてスタジオに行くタクシーの中で1番を作った」と当時の内幕を暴露。すると榊原も負けじと「当時はアル・パシーノ(アル・パチーノ)がどういうオッサンなのかも知らなかったし、ドロンにも共感できるものは何もなかった」と当時の心境を吐露した。

 榊原は「そうは言っても、この曲で新人賞を頂きました。ありがとうございます」と森氏に感謝した後、またまた「コーラスに参加して、そっちの方がはっちゃきになって楽しんでいた。危険な雰囲気で私はそばに行くのが怖かった」と当時の森氏の姿を暴露した。

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