野村貴仁氏 【一問一答(上)】

 覚せい剤取締法違反(使用など)の罪で起訴された元プロ野球選手、清原和博被告(47)の初公判が、17日午後、東京地裁で開かれた。巨人時代に同僚だった野村貴仁氏が高知市内で取材に応じた。野村氏との一問一答全文を(上)(中)(下)で詳報する。以下は(上)。

 (報道陣のインタビューに応じ)

 -初公判の印象は?

 (野村氏)「よう、分からなかったですけど」

 -どこら辺が?

 (野村氏)「それは、いや、フルタイムで見ている訳じゃないから」

 -清原被告が涙ながらに謝罪した

 (野村氏)「最後、何をしたかしらないんですけど。本人が(自分の言葉でメッセージを)言わなイケんのでしょ」

 -使用を認めて「ファン、家族に申し訳なかった」と

 (野村氏)「(それは)検事にツッコまれてでしょ。自分からは何を」

 -所持と使用を認めたと

 (野村氏)「最後、ファンに対して何か言わなきゃいけないんでしょ」

 -最後、清原被告は「ファンを裏切って申し訳なかった」と

 (野村氏)「それは、どれくらい言ったんですか。それが一番知りたいんですよ」

 -判決が終わって、最後に裁判長が「何か言いたいことは」と言って。それで「裏切って申し訳なかった」と

 (野村氏)「それだけ、それじゃ何も言うことありません。保釈の時に流してたじゃないですか。FAX、ああいうことを言わないといけない。まぁ、あまり裁判に興味ないし、僕は」

 -裁判に期待していたことは

 (野村氏)「朝から酒飲んで、酒飲んでというか、僕の(生活)ペースを乱してまで興味のある問題じゃないもん」

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