異色の演歌歌手・真田ナオキがデビュー

 演歌歌手の真田ナオキ(26)が25日、都内でデビュー曲「れい子」(27日発売)の発表コンベンションを行った。デビュー曲の作詞・作曲は吉幾三(63)で昨秋、カラオケスナックで真田の歌を聞き「お前ならこの歌を歌える」と贈られた。吉からは“オレの弟子”と呼ばれ、「お前の曲なんだから、好きなように歌え。オレのまねはするな」とアドバイスを受けたという。

 真田はスポーツ万能で小学5~6年に野球の日本選抜チームに入り、米国との試合に出場した経験を持つ。真田は「一つ上に(巨人の)坂本さん、(ヤンキースの)田中さんがいました」という。ヒジの故障で野球は断念したが、空手、ボクシングにも挑戦。空手は初段、ボクシングはプロのライセンス獲得を勧められたほど。自宅には今でもサンドバッグがあり、パンチを見舞っている。

 真田は競走馬の美しさにも魅せられており「将来的には北島三郎さんや前川清さんのように競走馬を持つのが夢ですね。歌手になって頑張ったら、将来的にそうなれる可能性もありますね」と目を輝かせる。

 10代の時、実家のあるさいたま市から東京に遊びにくる度「歩けないぐらい(スカウトの)声をかけられた」という真田。異色の経歴を持つ男が芸能界という大海原に出航した。

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