野口五郎新番組 初収録でタイトル変更

「野口五郎の想い出の改札口」改め「野口五郎の改札口の伝言板」で共演する野口五郎(左)と研ナオコ
「野口五郎の想い出の改札口」改め「野口五郎の改札口の伝言板」で共演する野口五郎(左)と研ナオコ 
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 歌手・野口五郎(60)が進行を務めるCS放送「歌謡ポップスチャンネル」の新番組「野口五郎の想い出の改札口」(4月13日スタート。後10・00)のタイトルが3日、急きょ「野口五郎の改札口の伝言板」に変更された。会見した野口が発表した。この日、初回収録のため、都内の現場に入った野口が思い立って熱望。急きょ異例の措置が決まった。

 約1カ月前のタイトル決定後、製作されたチラシやタイムテーブルなどもすべてパー。野口は平謝りしながらも、「これも僕の前向きな気持ち」と番組にかける意気込みの結果とした。

 初回、第2回の一部収録を終え、ゲストの歌手・研ナオコ(62)とともに会見した野口の口から驚きの言葉が飛び出した。

 「ここ(収録現場)へ着いて、パンフレットを見て『想い出の改札口』というタイトルが妙に気になっちゃって。これは変えたいなと」。71年の同期デビューで、気心の知れた研から「(番組は)始まりましたよね?」「相当、お金かかってますよ」とつっこまれても、「変えたいんです」と譲らず。「かかってしまった費用は僕が負担…できないんで、ごめんなさいしかない。すいません、本当に」となぜか研と2人で頭を下げた。

 『想い出』のフレーズが引っかかり、『伝言板』にしたという。「想い出っていうと、昔を表現するみたい。それもありだけど、未来へつなげたい。伝言板はなくなっていくかもしれないけど、1つのレコーダーだと思っていただいて。(新たに)『野口五郎の改札口の伝言板』にします」と新タイトルへの思いを明かした。

 取材陣が「(ひらめきが)おりてきた?」と聞かれると、野口が口を開く前に、研が絶妙のタイミングで「そんな美しいものじゃない。着いた瞬間、嫌だなと思っただけ」と横やり。野口は「未来を入れていきたい。本当に申し訳ございません」と繰り返した。

 関係者は「本当に急きょ決まりました」と苦笑い。チラシやロゴなども使用できなくなり、ホームページなど関連一式が変更される。すでに情報提供済みで「締め切りギリギリ」というテレビ誌などは、訂正が間に合わない場合、旧タイトルのままになる可能性もありそうだ。

 番組は都内某所のBAR「改札口」のマスター・野口が、青春時代をともに過ごした仲間と歌、トークを繰り広げる。また、研の長女で歌手のひとみ(26)がアシスタントとして出演する。

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