昨年１２月に政界引退した前大阪市長の橋下徹弁護士（４６）が、ネット上で政治経済をテーマに参加者と直接討論する「橋下徹の激辛政治経済ゼミ」の第１回が１４日夜に開催されたが、議論過熱によりサーバーがダウンした。

　ネット討論は午後９時開始で２時間が予定されていたが、開始から約３０分後に橋下氏が自身のツイッターで「橋下徹の激辛政治経済ゼミ参加者の皆さんへ。大変熱い激論が要因でシステムダウンとなった模様です」と伝えた。

　橋下氏は、月額約１万円に設定されている会費について「まず全額返金致します」とし「その上で、システム会社を変更するか、運営方法を変更して再スタート致します。ご迷惑をおかけしまして、申し訳ありません」と記した。

　橋下氏は昨年１２月の市長退任時の会見で、政界で見聞した陰謀などの裏話に関して「いーっぱいあるけど、ここで話すのはもったいない。僕は墓場まで持っていかない。『橋下政治塾』みたいな形で、週１か、月１で、ツイッターで直接議論できるようなこともやろうかと考えています」と、政界裏話の暴露も予告していた。