宮崎議員、髪切って9回低頭 最長7秒間
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女性タレントとの不倫を報じられた自民党の宮崎謙介衆院議員(35)が12日午前、衆議院第二議員会館で会見した。トレードマークの垂れた前髪と耳を覆う長髪を刈って襟足を見せ、紺のスーツと紺地に斜めストライプが入ったネクタイを身につけ、襟の議員バッジが輝いていた。
席につくと、フラッシュの放列の中でまず深々と一礼。大きく息をついてから話し始めた。
宮崎議員は最初に各方面への謝罪の弁を連ね、その度に立ち上がって一礼。頭を下げた回数は、計9回に及んだ。一番長かったのは辞職表明後、改めて妻らへの謝罪を口にした時で、約7秒間だった。
また、時には瞑目し、また上を見上げながらしばしば大きく息をつき、その音はマイクにも拾われた。
A4の大きさのメモ3枚を貼り付けたボードを用意、たびたび目を落として確認した。取り分け謝罪相手や不倫の経緯については何度も確認しながら、慎重に発言していた。ただし、不倫の経緯については、説明内容がやや乱れていた。