「第６６回ＮＨＫ紅白歌合戦リハーサル」（２９日、ＮＨＫホール）

　紅組司会の綾瀬はるか（３０）、白組司会の井ノ原快彦（３９）、総合司会の黒柳徹子（８２）と有働由美子アナ（４６）が報道陣の取材に応じた。若い出演歌手から、「徹子の部屋」（テレビ朝日系）で黒柳がゲストに振る舞う「玉ねぎ頭からのアメ」を期待する声が多く司会陣に届いているが、黒柳は「今度（の紅白で）出すかは分からない」と意味深に語るにとどめた。

　黒柳はトレードマークの玉ねぎ頭に、あめを常備しているとされている。プレゼントする際には基準があり、「子どもさんとか、心が清らかな人にだけ」渡すことになっている。今回の紅白には坂本冬美の応援で寺田心、鈴木梨央といった子役が出演するため、井ノ原は「子役たちは見られるかもしれない」と期待をかけた。

　大人の出演者について井ノ原が「僕らはどうなんでしょ。汚れてますから」と自虐的に否定的な見方をすると、黒柳は「イノッチは汚れてないよ」と優しくひと言。しかし、「だけど（アメを）出すとは限らない」とくぎを刺していた。