千鳥のノブ愚痴る「ワシらゴミやぞ」 

 漫才コンビ・千鳥のノブが24日深夜のABC「雨上がりのやまとナゼ?しこ」のスペシャル「雨上がりのAさんの話~事情通に聞きました!」に出演し、芸人の厳しいローン審査の現状について赤裸々に語った。3年前に大阪市内に3LDK3900万円の新築マンションを購入。だがなかなかローンが組めず「ワシらゴミやぞ」と後輩に愚痴った日々も。それでも銀行を15行ほど回り、ようやく月々11万円の35年返済が決まったという。

 「いや~厳しかったですね。芸人というところで安定性にかけるとみなされ、審査が通りにくい」と振り返った。ローン審査で質問されたのはレギュラー番組の数や、その番組で司会しているのか、何年続いているのかなど。「上方漫才大賞を取っているので、安定して劇場の出番はもらえるんじゃないかなって思うんですよ」とアピールするも、銀行の審査員が上方漫才大賞を知らず、話にならなかったことも。さらには芸人を辞めた後の人生プランも聞かれ「岡山の田舎に帰って、畑で新種の野菜を作るって答えましたわ」と苦笑い。

 地道に銀行回りをしていたが、9行目に落ちた後にはさすがにヘコんだ。後輩芸人と飲みに行き「ワシらゴミやぞ」と思わずグチも飛び出した。そんなノブがようやく審査が決まったのが15行目。決め手はフジテレビの「ピカルの定理」のレギュラーだった。「イメージがよくなったのか、なんとか通りました」と月々11万円の35年ローン審査にパスした過去を振り返った。

 また番組で吉本の芸歴12、3年の芸人のローンをプロが審査。吉本新喜劇の今別府直之が借りられる限度額は2200万円、お笑いコンビのかまいたちが2000万円、東京進出したばかりの天竺鼠が0円という驚愕結果に。これは、長く続く吉本新喜劇は芸人界の公務員扱いで、そのギャグは20年30年使える担保と評価されたため。テレビの露出度とは別の厳しい評価基準が明かされた。

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