早見あかり 就活大学生をドラマで主演
女優・早見あかり(20)が2日、都内でNHKBSプレミアムの主演ドラマ「東京ウエストサイド物語」(12月2日、後10・00)の完成会見に、共演の羽田美智子(47)と登場した。
ドラマは、東京・八王子を舞台にした親子愛あふれるコメディー作品。早見が演じる就職活動中の女子大生が、アナウンサーになりたい夢をあきらめた時、羽田が演じる母親が「夢を追う素晴らしさを娘に伝えたい」と、自ら憧れだった芸者に挑戦。体を張った訴えに、娘も考えをあらためていくというストーリーだ。
早見はちょうど大学3年の世代。就活中の友人も多く、この役を演じるにあたり生の話を聞いて臨んだそうで「自分はこの先、就活することはないと思う。でも、今自分が就活したら!との思いで、21歳の純粋な気持ちで演じた」と熱演をアピール。
そんな早見の熱演ぶりに母親役の羽田は「彼女は本番に強い。リハーサルから本番に入るとすごい演技をする。夫役の羽場(裕一)さんと、末恐ろしいね!と話していたのです」と高く評価し「やっぱり芸能界に向いています」と話すなど、今後の就活の必要はないこと証明していた。
また、早見は八王子まつりのシーンでは、人混みをかき分けて全力疾走。リハーサルを含め何度も走ったそうだが「私は走るのは遅い。走り方もダサいのです。撮影はほぼゲリラで、本気で走っていたら、警備員さんに『走らないで!』と怒られました」とエピソードも明かした。
なお、八王子観光大使の歌手北島三郎も商店街の名誉会長役で出演する。