松嶋菜々子 “恩人”川島さんと別れ
9月24日に胆管がんのため死去した女優・川島なお美さん(享年54)の通夜が1日、東京・青山葬儀所で降り続く雨の中、しめやかに営まれた。通夜には長年の友人だったタレント・山田邦子や神田うの、ドラマ「失楽園」で共演した古谷一行、舞台でも数多く共演した俳優・川崎麻世、“墓友”でエッセイストの安藤和津さん、デヴィ夫人、作詞家の秋元康氏、俳優・石田純一ら友人、関係者、数多くのファンが弔問に訪れた。
女優・松嶋菜々子は、1996年に自身がヒロインを務めたNHK連続テレビ小説「ひまわり」で川島さんと共演した。
川島さんは、松嶋演じる弁護士の卵・のぞみの叔父(三宅裕司)の妻を演じた。斎場に現れた松嶋は、終始沈痛な表情で、祭壇の遺影に向き合い、最期のお別れ。自身の出世作を盛り上げてくれた恩人に感謝した。その後、報道陣には対応せずに、葬儀場を後にした。
