渡辺徹 郁恵と2人で仲良く老後を
俳優の渡辺徹(54)が16日、NHK総合の「スタジオパークからこんにちは」に出演し、息子の渡辺裕太(26)が劇団を主宰していることについて触れ、維持には多大なコストを要することから妻でタレントの榊原郁恵(56)と「老後は2人でやっていこう」と話し合っていることを明かした。
番組では裕太が「劇団マチダックス」で、ミュージカル調の舞台を披露している映像を紹介した。
司会者から「(自分と)同じ道を(子供が)進むことについては」と尋ねられ、渡辺は「2つあります。1つは親の仕事は否定しないんだと」と裕太が受け入れてくれていることに安堵(あんど)感があるように述べた
続けて、「もう1つは…劇団というのは大変なんですよ。お金がいる。みんな、バイトやりながらやってますから」と維持していくためには経済的に容易ではないことをあげた。
裕太が「劇団をやる」と聞いた時に、「女房と、『これで老後は2人でやっていかなきゃならくなったね。老後は面倒みてもらえないぞ』と話し合った」ことを明かした。「そういう思いも覚悟しておこうと。複雑な思いではある。ただ、親が子供のやるやらないに口出すべき問題ではない。好きなことをやることがいいと思っている」と述べ、夫婦2人で見守っていく胸中を語った。