ピース又吉 芥川賞発表迫り不安と緊張

 お笑いコンビ・ピースの又吉直樹(35)が13日、京都市内で、CM出演中のAGF(味の素ゼネラルフーヅ)の新コーヒーブランド「煎」と京都・錦市場のコラボ企画の会見に出席した。

 自著小説「火花」が候補6作に入った第153回芥川賞の選考・発表まであと3日に迫り、この日の会見には30社50人の報道陣が集まった。又吉は「果たしてどうなんのか。すごい作家さんたちに僕の小説が読んでもらえる信じられない状況。緊張感や怖さもありますが、楽しみで光栄です」と語った。

 ただ16日の発表当日は「取材なども来ていただけるようですが、できれば一人でいたい」と苦笑い。「アカンかった時の空気が…。僕が落ち込んでもあれやし、あんまり明るすぎたら無理してる感じやし、ここ数日、シミュレーションはそっち(落選)にいってしまってます」と不安が先行してしまう心境を明かした。

 相方の綾部祐二(37)については「当日は脱毛の仕事が入ってるそうです」と明かして笑わせた。「最初は劇場で後輩たちとはちまき巻いて応援してくれるつもりだったようですが、それは僕からやめてほしいと」と“芥川賞PV”にはストップをかけたことも明かした。

 この日は文豪をイメージした着物姿で登場。大阪出身の又吉は、京都との関わりについて、学生時代は「朱印帳」を持って寺社仏閣を回る趣味を持っていたことを明かした。吉本総合芸能学院時代には、つけていた京都・知恩院のストラップに綾部が「シブいの持ってるね」と食いついて交流が始まり、コンビ結成の端緒になったという。

 コラボ企画の一環で、錦市場の伝統文化の体験施設「京町家 錦上ル」には又吉がセレクトした書籍試読コーナーも開設された。

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