マッチがトライアスロン完走
デビュー35周年を迎える歌手の近藤真彦(50)が現地時間27日、スウェーデン・ムータラで開催された「ITU世界ロングディスタンストライアスロン選手権」に日本代表として出場し、7時間36分5秒で完走した。
近藤はエージ部門の「50~54歳」にエントリー。スイム1・5キロ、バイク120キロ、ラン30キロの“鉄人レース”に挑んだ。大会公式ページによると、近藤は全体では完走者807人中626位。エージ部門「50~54歳」では完走者69人中64位、同部門で出走した日本人5人の中では4位だった。近藤は出発前に「ビリでゴールは避けたい。70~65位ならいい」と語っており、目標としていた完走を無事に果たした。
近藤は09年にトライアスロンを開始。今大会に向けて国内合宿を2カ月に1回は3~4日間の合宿を行うなど、日々トレーニングを積んでいた。
大会はプロ中心の「エリート部門」と一般参加で5歳刻みの年齢別「エージ部門」に分けられ、「50-54歳部門」の日本男子は近藤を含め5人が出場。トライアスロンは距離に応じてカテゴライズされ、五輪種目と同距離の「スタンダードディスタンス」は51・5キロ(スイム1・5キロ、バイク40キロ、ラン10キロ)。「ロング-」は総距離がスタンダードより長く、鉄人レースとも呼ばれる。今大会はロングディスタンスの最高峰レースにあたる。