流行さん妻会見ほぼ全文(2)
4月22日にバイクで事故死した俳優・萩原流行さん(享年62)の妻・まゆ美さん(62)が22日、東京・千代田区の弁護士会館で会見を行い、(1)事故発生当初は警察の護送車に接触したことを知らされていなかった(2)最近になって流行さんのかかりつけ医にうつ病のカルテ提出を求めていることなど、警察への不満をあらわにした。
【以下、約50分の会見ほぼ全文(2)】
弁護士「匿名の情報など、いろいろな情報が入ってきています。(警察には)まず事実関係をきちんとまゆ美さんに公開していただきたい。公正な捜査をやっていただきたい。(接触した車が)警察車両だというのは発表がありませんでした。後から後から情報が出てきて、まゆ美さんも神経がまいってしまった。
遺体の正式な公文書(死体検案書)の確定日が4月24日。直接死因は不詳となっている。死亡までの期間も不詳。なぜ死んだのか分からないということ。こういう書き方はおかしい」
まゆ美さん「(遺体を)解剖された先生は海外に行っているから、『火曜日(5月19日)には(司法解剖の結果が)出るようにします』と言われました。火曜日(19日)にその約束していた方から連絡がきて『半年くらいかかると思う』と。話が違うじゃないか、って。
杉並警察で(遺体が)2泊してるんですが、検視していないんです。何してたの?行政解剖ではなく、司法解剖なんですって。
(司法解剖の結果が『半年後』と変更された)19日に、(流行さんのかかりつけ医が)カルテを送れ、と言われた。これは(自分が)待っているだけじゃダメ(動かないとダメ)だな、と感じたので、(マスコミ各社に会見の)ファクスを流させていただきました」
弁護士「我々に入っている情報では、彼を轢(ひ)いた車の前にも(別の)車がいた、と。その車はちゃんとよけた、と聞いている。それを知りたいんですよ。防犯カメラの映像を保存しておいていただきたい。『廃棄するなよ』と言うためにお集まりいただいた」