NMB山田 アイドル人生を完走

 アイドルグループ・NMB48の山田菜々(23)が3日、大阪市のNMB48劇場で行われた、自身の卒業公演となった「チームM」公演に出演。NMB48としての最後の仕事を終えた。

 2011年1月1日、初めてNMB48として公演を行ってから、約4年3カ月。誰よりも慣れ親しんだ舞台に、山田が笑顔と涙を残して、別れを告げた。

 オープニングから“菜々ちゃん”コールが飛び交う中、ステージ上の山田は湿っぽい空気を作らず、持ち前のスマイル全開で明るく振る舞った。途中のMCでは、普段は“スベリ役”ながら、鋭いツッコミを連発。すでにフジテレビ系バラエティー番組「バイキング」で4月からレギュラーを務めているだけに、メンバーからは「もう『バイキング』の効果出てるん!?」と驚かれていた。

 山田はアンコールを終えるまで、涙は一切見せなかった。だがアンコール後の最後のあいさつで、「チームMに来て、本当に、良かったなってと思います」と口にすると、こらえきれず落涙。「応援して下さった方々、関係者の方やスタッフさん、そして一緒にいて楽しいと思えるメンバーと出会えたことが、私の一番の宝物です!」と声を震わせながら話すと、後ろに並んだメンバーからも、客席からもすすり泣く声が漏れた。

 卒業後は4日付けでよしもとクリエイティブエージェンシーに所属。マルチタレントとしてのスタートを切る。「私がNMBの先陣を切って、自分のためにも後輩のためにも、新たな道を作っていきたいです」と、タレント活動の成功を力強く宣言した。

 また、山田が卒業後のチームMのキャプテンは、14年2月のグループ大組閣でAKB48から移籍して来た藤江れいな(21)に決定。ステージ上で山田から藤江に“キャプテンマーク”が手渡された。藤江は「え~っ!!」と驚きつつも、「山田チームMが大好きだったので、いい意味で山田チームMを超えられるチームを作りたいです」と気合を見せていた。

 4日からはアイドルではなくなり、“恋愛禁止”の縛りも外れる。終演後は報道陣の取材に応じ、「もう23歳なので、いい人に出会えたら…」と恋愛解禁も宣言した。

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