デュークエイセス 交代の真相明かす

 脳梗塞で療養中の吉田一彦(79)に代わり岩田元(45)が加入した4人組コーラスグループのデュークエイセスが12日、テレビ朝日系「徹子の部屋」(月~金曜正午)に出演し、交代のいきさつを説明するとともに新メンバーを初お披露目した。

 黒柳徹子にうながされて、リーダーの谷道夫が「(吉田は)昨年5月ごろから体調を崩し、本人の許しが出たので言いますが、軽い脳梗塞で…」と切り出した。

 「ひたすら復帰を願っていたんですがかなわず、昨秋ごろから岩田さんにお願いして代理をしていただいていたのですが、今年の正月からバトンタッチしました」と説明した。

 吉田は昨年10月リリースの記念アルバム「感謝還暦」には参加。声は出る状態だったが、谷は「コーラスってのは自分のパートがあるので、ハーモニーのツボにはまらなければグループの特色が出てこないものですから」と、コーラスの一員として歌うのに問題が生じていたことを明らかにした。

 年が明けて吉田は引退を決意。今年1月17日に開催された結成60周年を祝うファンクラブのパーティーには吉田も出席し、ファンに別れを告げた。番組ではその際のビデオが紹介された。

 ファンの前に立った吉田は「リーダーの谷をはじめメンバーの方にもいろいろとご迷惑をかけて、もうこれ以上無理だということで、今日、この会でご挨拶したいと言って了解していただきました。皆さんに分かっていただければ幸いです」と挨拶、大きな拍手を浴びた。ビデオには会場で見守る己矢子夫人が涙をぬぐうシーンも収められていた。

 黒柳はその己矢子夫人のメッセージを「いま、そこに吉田の姿がないことが残念でなりません。最後は私がけじめを付けてほしいと説得しました。これから先も主人はデュークとともにあり続けると思います。これからも吉田の分まで頑張ってください」などと声を詰まらせながら読み上げた。

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