坂上忍 武井壮の亡き兄との絆を告白

 坂上忍が21日、フジテレビ系「土曜プレミアム 後悔しない逝き方学ぶ 中居正広の終活SP!」に出演。“百獣の王”を目指すタレント・武井壮の兄との悲しい別れについて告白した。

 坂上は25歳の時、役者仲間から紹介され、役者を目指している若者を付き人にした。当時男性は「23歳ぐらい」だった。

 坂上が出演するドラマに小さな役で出演するなどしていたが、「ある日突然、小腸がん、ってなって。えっ…て。ご家族とかにそんなに連絡取ってなかったんで、うちらで(病院とか)全部手配して。でも、1年であっという間に逝っちゃったんですよ。早かったんですよ。どんどんどんどん髪がなくなっていって…。腹水が(たまって)…」。がんは体をむしばみ、24歳でその男性は亡くなった。

 「そいつがかわいがってた弟がいて。ずっと自慢するんですよ、『うちの弟はスポーツやってて、出来がよくて。何とかなってほしい』とか」と坂上。それが、実は武井壮の兄、情さんだった。

 坂上は3年ほど前、テレビで「武井壮」という名前を発見し、「えっ?!こいつもしかして…」と驚き、「号泣した」という。

 坂上は自身と2~3歳しか違わなかった情さんの死をまのあたりにして「ちょっと信じられなくて…。変わっちゃいましたね、考え方が。(他人に)何言われても、自分らしくやって(生きて)いかなきゃダメだ、って」と言葉を振り絞った。

 武井は幼いころ両親が離婚。複雑な家庭環境で育ち、2歳上の情さんが支えだった。

 武井はこの日、番組開始前にツイッターを更新し、「土曜プレミアム、坂上忍さんがオレの兄貴の話をしてくださったようで。。見てみてください。。」とツイート。

 坂上が兄・情さんの話を終えた後に再びツイッターを更新。「オレの兄貴は、親と離れて暮らすしかない環境で、勉強やスポーツのできたオレを思って中卒で俳優さんの付き人をはじめたと忍さんに聞いて驚いた。。」ことがあったことを明かし、「死んじゃった兄貴の分はとっても埋められないけど、本気になればどこまでも登れるかオレが進むから見て楽しんでくれてたら嬉しいわ。。」と亡き兄に向けて呼び掛けていた。

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