欽ちゃん「徹子の部屋」で家族秘話

 コメディアンの萩本欽一(73)が6日、テレビ朝日系「徹子の部屋」(月~金曜正午)に出演し、以前は語らなかった家族についてのトークを司会の黒柳徹子(81)との間に交わした。

 黒柳に誘われて口にした家族は、澄子夫人との間に3人の男児がいる。夫人と2児が写った昔の写真も紹介され、萩本は「奧さんが年がいってたので急いで作りました」と夫人が年上であることを明かした。

 その夫人は萩本を「好きな仕事を好きなだけしてください」と支えていたが、あまりに萩本の仕事が忙しく家にも持ち込むため、あるとき「この家庭はいつ寝るんですか?できれば田舎の方に越したい」と言い出したという。

 そこで萩本は地方に山を一つ買い、家を建てた。「オリンピック選手にあこがれがあったから、足腰を鍛えるため」、その山の上に家を建てたが、子どもたちには不評だったという。

 萩本は昨年、3月の明治座での舞台を最後に大劇場での公演から引退することを発表した。そのことについて黒柳が「でも(小さな)舞台はまだなさるんでしょ?」と確認したが、萩本は「出てやることはないと思いますよ。だって動けないんだもん」と、舞台出演そのものに終止符を打ったことを明らかにした。

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