「週刊ポスト」の人気グラビア「謎の美女シリーズ『祥子の事。』」で一切の素性を明かさずに１年間の連載を続けている“謎の美女”こと祥子（２９）が２１日、都内で行われた初主演映画「Ｄ坂の殺人事件」（２月１４日公開）の完成披露試写会に登場。素顔を解禁した。

　ミステリアスなプロフィルと色気のあるビジュアルで“第２の壇蜜”と呼ばれる新星。囲み取材を受けるのは初めてで、週刊誌での連載が始まってから今年に入るまでは「それぞれの想像する“祥子”を作っていただきたかったので、『あなた、祥子じゃない？』と言われても否定する日々でした」と明かした。

　連載での総ページ数は、この日までに１６４ページに及ぶ。

　憧れは、ずばり壇蜜。その魅力を「発言の力、言葉の力、醸し出される雰囲気が素晴らしい」と語り、「少しでも近づけるようにしたい。壇蜜さんが下着を着けていないと聞いたので、私はなるべく面積の少ない下着をつけようと思います」と目標にしている。

　現在は独身で、男性関係は「お休みしています」と祥子。男性のタイプは「謎な方より、温かく包み込んでくれる人がタイプ。（芸能人なら博多華丸・大吉の）華丸さんです。調教したいですね。私色に染めてみたい」と発言の過激さは“本家”に負けず劣らずだった。

　映画は江戸川乱歩原作の名作。劇中では緊縛されるなどＳＭシーンに挑戦しており「やってみると気持ちがよくて、悪くないなと思いました。私の好きな方にそういう性癖があるなら、喜んでやってあげたい」と“受け”も“攻め”もどっちもござれのようだった。