氷川きよし モビルスーツ原型と共演
「紅白歌合戦リハーサル」(30日、NHKホール)
氷川きよしがモビルスーツのプロトタイプと共演する。リハーサルで「スケルトニクス」と呼ばれる人力で動くロボット状の装置を従え、「ちょいときまぐれ渡り鳥」を歌った。
今年は「ハイテク江戸ワールド」がテーマ。紅白では初となる股旅姿で出場したい氷川サイドと、新しい演出を求めたNHKサイドとの希望を融合させて実現した。スケルトニクスは動作拡張型スーツとも呼ばれ、高さは2・6メートル、重さは40キロ。中に人間が乗り込みダイナミックな動きを実現する。長崎のハウステンボスではショーに用いられている。
氷川は「最先端のテクノロジーのセットにびっくりしました。人の力だけで動いているんですよ」と感心しきり。「気になりますね。(自分も)乗ってみたい」と興味津々だった。
他にもプログラミングによる振り付けを施したロボットアームで扇を動かしたりと、技術の粋を尽くしたステージになっている。