間寛平が“軍師かんぺい”に
タレントの間寛平(65)が来年2月22日に初開催される「世界遺産姫路城マラソン」をPRする“応援軍師”を務めることになり4日、兵庫県姫路市で就任式に出席した。
寛平は黒田官兵衛モデルの甲冑(かっちゅう)をまとい、「軍師官兵衛」ならぬ“軍師かんぺい”になりきって登場。「岡田(准一)君は男前だし、かっこいいし、あそこまではいかないですけど」とポツリ。放送中のNHK大河ドラマの主役を引き合いに出し、恐縮しながらも「軍師になった以上、第1回の姫路城マラソンを盛り上げていきます。出陣じゃあ~!」と力を込めた。
甲冑を身に着けた寛平は「最高ですね。あつらえたようにピッタリで気持ちいい」と上機嫌。「これで家に帰りたいくらい。レギュラー番組にもこのまま出たい」と武将コスプレが気に入った様子だ。「幸せです。僕、ギャラいりません。それくらいうれしいです」と驚きの“ノーギャラ宣言”まで飛び出した。
アースマラソン完走など、芸能人ランナーの第一人者である寛平だが、8月末に棒高跳びの練習中に転倒して負傷。以来悩まされている座骨神経痛は完治していない。来年2月の同大会もランナーとしては出場せず、応援役に徹する方向だ。
約30年前に初めて出場したレースが姫路市に隣接する市川町で開催された5キロの大会。前身の姫路城下町マラソンにも出場しているという寛平。「2月の寒さを吹っ飛ばすくらい、僕だけでなく、ランナーも一緒になって盛り上がっていきたい。皆がまた走りたいと思う大会にしたい」。
ランナーの気持ちが誰よりも理解できる寛平だけに“里帰り”となる大会の成功に向けて意気込んでいた。