橋下氏 出馬理由は“打倒・公明”

 維新の党共同代表の橋下徹大阪市長(45)が15日、大阪市内で行った街頭演説で、自身が12月実施が確実視される衆院選への出馬を示唆している理由を市民に説明した。橋下氏は、国政進出への興味はないとしたうえで、大阪都構想に関して反対派に回った公明党と再協議するためには「公明党の議席を奪うしかない」と、リスクの高い政治闘争であることを明かした。

 橋下氏は演説で真意を問われると「正直に言うと、大阪でやってきた仕事を放っぽり投げて、国政で何かしたいんじゃない。(難航する)都構想の現状を打開するには、公明党の議席を獲りに行くしかないんです」と述べた。

 このため、橋下氏や松井一郎知事も辞職したうえで、衆院選で公明党の現職がいる大阪、兵庫の6選挙区から対抗馬として出馬する“全面戦争”を検討していることを明かした。

 橋下氏は話の前段として、前回12年衆院選の際に、公明党から都構想に協力する交換条件として、公明候補が出馬する大阪、兵庫の6選挙区での維新候補擁立を見送るよう打診があったと主張。橋下氏は「男と男の約束。信用した」として条件を飲んだが、「僕があまちゃんだった」と今年に入って公明党が都構想反対に回り、構想が暗礁に乗り上げてしまった経緯を説明した。

 ただ「ここまでやってきたことをあきらめられない。打開策は自分でつかむしかない」と橋下氏。衆院選での公明議席奪取に加え、橋下、松井両氏の辞職によって実施される大阪府知事、同市長選の「W選挙にも勝って、もう一回、公明党と『どうしますか』と話をするしかないと思っている」とした。

 橋下氏本人も「これはリスクのある話。負けたら終わり」と勝算が不透明であることを認識しており「周囲にはクレイジーだとか、クルクルパーだとか、ぶっ飛んでるとか、お前アホかとか言われる」とも話した。

 そのうえで、衆院選出馬について「まだ決めたワケじゃありません」とし、「政治事ですから、今、公明党といろんなとこで都構想についてやってもらっている」と水面下での駆け引きが続いていることを明かした。

 「最後に負けたらあきらめるが、ありとあらゆる手法をとる」と大阪都構想実現に勝負をかけることを宣言した。

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