俳優の岡田将生（２５）が６日、都内で初主演舞台「皆既食」（７～２９日、東京・渋谷のシアターコクーン）の公開稽古を行い、演出を務める蜷川幸雄氏（７９）の体調が回復したことを報告した。

　蜷川氏は１０月２１日にかぜで体調を崩し、トークイベントを欠席。２２日に検査入院していた。関係者によると、退院後は元気に稽古にも顔を出しており、この日も会場でしっかりと陣頭指揮を執った。

　会見に出席しなかった本人に代わって、岡田は「お元気ですよ」と笑顔を見せた。共演の生瀬勝久（５４）も「心配したけど、稽古で怒鳴られました。あの方はお芝居があるうちは大丈夫です」と完全復活をアピールした。

　蜷川氏といえば厳しい指導のイメージがあるが、岡田は「灰皿は飛んでこなかったです」と“無事”を報告。当初は、初めての舞台で緊張しまくっていたが「蜷川さんに『ぼくの（厳しい）パブリックイメージは消してくれ』と言われました」と優しい一面があることも強調した。