桂米團治 父・米朝は「まだ生きてる」

繁昌亭開設8周年記念式典に出席した上方落語協会幹事長の桂米團治(中央)=大阪市北区の天満天神繁昌亭
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 落語家・桂文枝(71)、笑福亭鶴瓶(62)らが15日、2006年の開場から丸8年を迎えた大阪市の上方落語の定席「天満天神繁昌亭」の記念式典に出席。鏡開きの後、集まった約80人のファンや関係者にお酒を振る舞った。

 上方落語協会会長の文枝は「今日までいろいろありましたけど、あっという間の8年間でした。これから10年、20年といつまでも上方落語を愛して、また支えていただきたい」とあいさつ。「先輩師匠方が戦前から戦後と一生懸命に落語をつないでいただいたから今日のわれわれがある」と先人に感謝した。

 文枝は繁昌亭開場前の03年から会長を務め、上方落語の発展、普及のために尽力している。鶴瓶は「この(上方落語)協会のメンバーはみんな仲がいいので、会長中心にここまで続いてきた。体だけは大事にしていただいて、まず80歳まで会長を続けていただきたい」とまだまだ続投を支持。文枝も「いろいろと考えていることがありますので、その都度これからも発表していきたい」と企画進行中をアピールしていた。

 また、文枝から「お父さんはどうなんや?」と人間国宝の桂米朝(88)の近況を問われた桂米團治(55)は「まだ生きてるんです」と大真面目に答えて笑わせていた。

 繁昌亭の9月13日までの累計入場者数は114万958人に到達。この日の8周年記念特別公演は文枝、鶴瓶、米團治らが出演し、3回とも立ち見が出るほどの大繁盛だった。

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