女優の奥山佳恵（４０）が５日、都内で映画「チョコレートドーナツ」（公開中）のトークショーを行い、ダウン症の次男・美良生くん（２）との育児生活を披露した。

　映画は母に見捨てられたダウン症の少年・マルコとその面倒を見るゲイのカップルの愛の物語。奥山は映画を見た後「胸が愛でパンパンになった。家に帰って子供も１人ずつ『大好きだよ』と言って抱きしめました」という。

　奥山は美良生くんがダウン症と分かった時には「どうしようかと思った。不安でいっぱいだった」と感じたという。２年７カ月の育児体験を通して、今では「いつもニコニコしてて妖精かと思うぐらい。いらいらしてる時に抱きしめて、心のトゲを抜いてもらっています」と愛情あふれる母子の姿を披露した。

　奥山は美良生くんの成長を「まだ歩けないんです。つかまり立ちができる１歳ぐらいの成長です」と明かした上で、「確実に大きくなってくれているし、何も心配はしていません。楽しく子育てしています」と結んだ。