北川景子 舞台挨拶で感涙演出を拒否

 女優の北川景子(27)が3日、都内で主演映画「悪夢ちゃん THE 夢ovie」の初日舞台あいさつに登壇。最近の映画の舞台あいさつで“定番”となっている、感動させ、涙を流させるための演出に対し、「私は泣かない!」と“拒否”した。

 人気ドラマの映画化で、北川は腹黒い小学校の教師役。あいさつでは「本当に(役柄みたいに)腹黒なんじゃないかと思われるんですが、本当です。今まではテレビだからかわいくしなきゃいけないと思っていたんですが、もういいかなという境地にいけたのは、この作品のおかげ」とツンツンキャラの解禁を明かした。

 その言葉通り?、生徒役の木村真那月(13)が「手紙を用意してきました」と、最近の初日あいさつ“恒例”の感謝の手紙を読み上げても涙は見せず。

 手紙の感想を求められると「2年弱、子供たちと過ごしまして、自分も先生のように見守ってきたと思うし、逆に成長させてもらってきたんだなって」とコメント。会場がシーンとなると「しんみりしてどうするんですか!私は泣かない。『泣いた』って書かれたくない!」と涙をこらえ、きっぱりと言い切った。

 “予想外”の展開とはなったが、北川は「これからヒットさせようという舞台あいさつで、来年(続編)あったらどうするの?」と笑わせていた。

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